茎ブロッコリー・スティックセニョールを育ててみた【東京ベランダ菜園記録】
この記事は、2020年6月から都内ベランダで育てた茎ブロッコリーの栽培記録となります。決して日当たりの良い環境での栽培ではないですが、すくすくと成長して、茎ブロッコリーをたくさん収穫できました。
スーパーではじめて茎ブロッコリーと出会って以来、茎ブロッコリーのファンでございます。茎ブロッコリーは、ふつうのブロッコリーより調理がしやすく、色んな料理に使えて便利な野菜です。そんな茎ブロッコリーを、ぜひ自分でも育ててみたいと思い、挑戦しました!
ちなみに、茎ブロッコリーは、スティックセニョールとも呼ばれます。今回、はじめて茎ブロッコリーを育ててみました。病害虫にやられることもなく、とても丈夫にそだちます。家庭菜園初心者の方でも、茎ブロッコリーは育てやすい野菜に入るんじゃないでしょうか?ちなみに、私もだいぶ初心者です。(^_^;)
家庭菜園の書籍を読みあさり、ネット駆使しながら試行錯誤して、楽しく野菜を育てています。そんな私の茎ブロッコリー菜園記録ですが、みなさまのご参考になれば幸いでございます。
- 茎ブロッコリーの特徴と育て方
- 0日目 (6/26) タネまき、茎ブロッコリー栽培スタート
- 15日目 (7/11) 発芽成功
- 22日目 (7/18) 移植
- 28日目 (7/24) 定植、第二株タネまき
- 41日目 (8/6) 支柱
- 43日目 (8/8) 第二株の定植、追肥
- 51日目 (8/16) 病害虫発生
- 57日目 (8/22) 追肥
- 62日目 (8/27) 順調に育つ
- 90日目 (9/24) 頂花蕾の摘芯
- 98日目 (10/2) 側花蕾の摘み取り収穫
- 99日目 (10/3) 追肥
- 109日目 (10/13) 茎ブロッコリーの収穫
- 144日目 (11/17) その後の様子
- 146日目 (11/19) 第2株の頂花蕾
茎ブロッコリーの特徴と育て方
茎ブロッコリーのタネまきは、7月中旬〜8月中旬が適期で、タネまきから約120日後に次々と収穫できます。
▼ こちらはふつうのブロッコリーの詳細ですが、茎ブロッコリーの栽培も同じですので、ご参考になさってみてください。
野菜の育て方の本
0日目 (6/26) タネまき、茎ブロッコリー栽培スタート
茎ブロッコリーのタネまきは、7月〜8月で、少しはやめの秋まきになります。茎ブロッコリーのタネはダイソーで購入しました。 この日、小さなプランターを使って、3箇所にタネを撒きました。
15日目 (7/11) 発芽成功
無事に茎ブロッコリーは発芽して、本葉がでてきました。
雨の泥はね対策として、土を藁でマルチングすることにしました。こうすることで、よく湧いてくるクロバネキノコバエの発生を抑えられます。
22日目 (7/18) 移植
プランターが小さすぎたので、三本の中からいちばん状態が良いものを1つ選んで8号プランターに植え替えることにしました。
28日目 (7/24) 定植、第二株タネまき
植え替えてから数日後、葉が大きく育ってきたました。
この日、もうひと苗を育てようと思い、ポリポットにタネまきを行いました。どうせなら大きなプランターでふたつの苗を育てたほうがラクなので、またまた植え替えることに。移動してばかりで茎ブロッコリーには申し訳ないです。(^_^;)これが最後で、定植とします。
▼ ちなみに、こちらのフェルトプランターを使いました。フェルトプランターは、鉢底石いらずで、フチを折り曲げれば大きさも自由に変えられるのでおすすめです!
41日目 (8/6) 支柱
支柱を立て、まっすぐ育つようにしました。茎ブロッコリーの根も、しっかり根付いたようです。
ところで、ポリポット苗の方は少し徒長気味のようです。本葉まで育ってきたのでそろそろ移植します。
43日目 (8/8) 第二株の定植、追肥
ポリポットで育てていた苗を定植しました。定植後は水やりをたっぷりとあげました。また、プランターの端を掘って追肥をしました。
51日目 (8/16) 病害虫発生
▼ 写真では一見丈夫そうなブロッコリーです。
▼ 良く観察してみると葉が枯れ始めています。
茎ブロッコリーの葉は肉厚で丈夫そうなので、枯れることはないと思っていただけにショックでした。枯れている部分を拡大レンズで確認してみます。
なにかのカビでしょうか?ここのところミニトマトはじめ、チンゲンサイや空芯菜も病害虫がちらほら発生しています。最高気温が40℃近くにもなる猛暑の中、この暑さは辛いのかもしれません。
▼ 2020年7月15日〜8月15日までの気温グラフ
57日目 (8/22) 追肥
この日、一緒に植えているにんじんとともに追肥をしました。
62日目 (8/27) 順調に育つ
先日の枯れた葉ですが、その後はとくに病状が広がることなく育っています。ほっとしました。
夏の暑さのピークが過ぎ、これからは徐々に涼しくなっていくので、ブロッコリーもほっとしているかもしれませんね。 ▼ 後から植えたもう一株のブロッコリーも成長してきた。
90日目 (9/24) 頂花蕾の摘芯
茎ブロッコリー、だいぶ立派に成長しました。
ようやく頂花蕾が成りましたので、ここで摘芯します。頂花蕾を摘芯することで、脇芽から側枝が伸びて側花蕾がなっていくようです。
98日目 (10/2) 側花蕾の摘み取り収穫
先日の摘芯の後、脇芽から側花蕾が育ってきました。そろそろ食べられそうなので、初になる茎ブロッコリーの摘み取り収穫を行いました。
99日目 (10/3) 追肥
9月10日にやる予定だったはずの追肥をすっかり忘れていました。最後の追い肥は8月22日なので40日ほど空けてしまいました。それでもブロッコリーは病害虫にやられることなく、キレイに成長していたので追肥を忘れても問題なかったようです。追肥はプランターの側面の3ヵ所に、化成肥料を10gづつ埋め込みました。後からタネまきした株も順調に育っています。
109日目 (10/13) 茎ブロッコリーの収穫
少しですが茎ブロッコリーをまとめて収穫することができました。
ペペロンチーノと一緒に炒めてみると、茎ブロッコリーの歯ごたえがいい感じで美味しかったです。
144日目 (11/17) その後の様子
写真で比較すると分かりますが、まだまだ大きく成長しています。側花蕾を摘み取ると、脇目から次々と茎ブロッコリーが生えてきます。
146日目 (11/19) 第2株の頂花蕾
こちらの茎ブロッコリーは7月24日種まきした第2株です。頂花蕾が成長し始めたのでもうすぐで摘芯できそうです。
第一株は90日で頂花蕾を敵芯できたのに対して、第二株は現在118日目ですからちょっと成長が遅い感じです。種まきが遅かったので、秋の寒さや日照不足が影響したのでしょうか?