プランターで生えた謎の雑草の名前を調べてみた【東京ベランダ菜園】
プランターで生えた謎の雑草・苔など、、東京のベランダで菜園している野菜プランターにいつの間にか繁茂している雑草や苔の名前を調べてみました。
雑草
ネジバナ
あれ?、こんな花育てたかなぁ。
どこから種が飛来したのか、いつの間にか花を咲かせていた雑草。ひとつひとつの花は小ぶりで、色は鮮やか。見た目は悪くないので摘み取ることなくそのまま放置、育ててみた。
ネジのように、渦を巻きながら咲いている花。調べてみるとネジバナらしい。 写真では螺旋のように左巻きに花が咲いているが、面白いことに右巻きと左巻きの比率は50%の確率らしい。
植物名 | ネジバナ |
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科名/属名 | ラン科ネジバナ属 |
種類 | 多年草 |
花期 | 5月~8月 |
草丈 | 15~40cm |
チチコグサモドキ
ウラジロチチコグサの可能性もあるが、頭花の下部にに白い綿毛が密集しているので多分チチコグサもどきだと思う。
タンポポのように綿状の種が空にのって遠くまで飛んでいくのだろう。
そして着いた、ここに。私のベランダプランターでは、摘み取っても摘み取ってもあちこちに生えて結構しつこい。
最近では処理するのも面倒なので、放置ぎみ。土の栄養バランスを整えてくれるという意味で、もしかしたら必要な雑草なのかもしれないと考えることにした。
チチコグサににいているからチチコグサモドキだそうだが、さらになんとなく似ているハハコグサというのもある。ハハコグサは春の七草の御形(ごぎょう)と呼ばれるものということを知った。ということはチチコグサモドキも食べられるのでは?と思ったり、、ちょっと野望。
エノキグサ
葉がキレイで、しっかり丈夫そうな雑草。まさか木になるんじゃないか?、と思うとちょっと心配。
実のような蕾のようなものを発見。エノキグサかなと思われる。
ヒメムカシヨモギ
他の候補
- オオアレチノギク
- セイタカアワダチソウ
調べる限りでは多分、ヒメムカシヨモギ。キク科ムカシヨモギ属。葉を触るとざらざらした感触、まあまあ硬い。 ネーミングが古風だが、北アメリカ原産の外来種らしい。 茹でたら食べられるのかな?天ぷらにしたら美味しいのかな?
苔類
ゼニゴケ
光沢があり、いかにもじめっと湿ってる感じ。海藻のようにも思われるほど。 見た目はぶつぶつしてて、ちょっと気持ち悪い。土の表面を覆うように生えている。
ゼニゴケと呼ぶらしい。
ハイゴケ
いかにも苔らしく、観賞しているとなんだか癒される。苔からニョキっと伸びる花というか、胞子?、がまた美しい。まるでミニチュアの原生林のような、宮崎駿の世界観。
盆栽もこういう楽しさがあるのかと思うと、趣味にする人たちの気持ちも理解できる。
スギゴケ
候補
- スナゴケ
- スギゴケ
よく見ると上記の苔と形が違う。ニョキっと伸びる胞子の形が一緒だから同じかと思ったら、こちらはよりきめ細かい形をしていてとてもキレイ。先ほどの苔はフニャッと曲がっていたが、こちらは細い葉が杉のようにキレイにスッスッと四方八方に伸びている。
ミニチュア版の森のような、ナウシカの世界のような、まじまじと見入ってしまう。盆栽に手を出す日も近いのか?
シダ類
シノブ(トキワシノブ)
いかにもシダっぽい植物。葉のデザインがとてもキレイ。
このまま雑草としてむしり取るのはもったいないので、苔と一緒に メダカビオトープ へ引越しさせてみた。
Google Lensで検索すると、シノブ(トキワシノブ)っぽい。
ヤブソテツ
フェルトプランターの外側にちゃっかり生育している、艶やかで硬い葉をもつ植物。 今のところヤブソテツかなと思っている。
キノコ類
クズヒトヨタケ
マルチ藁に生えてくるキノコだから、クズヒトヨタケで間違いなさそう。菜園やり始めたばかりの方で、自分のプランターにキノコが生えたら不安になると思うが、悪さはしないキノコで心配ないと思う。