たっぷり生姜で臭み消し!鶏レバーの甘辛煮の作り方・レシピ

たっぷり生姜で臭み消し!鶏レバーの甘辛煮の作り方・レシピ
たっぷり生姜で臭み消し!鶏レバーの甘辛煮の作り方・レシピ

鶏レバーの甘辛煮を作ってみました。鶏レバーの下処理や臭み消しの方法は、牛乳だったり塩を使った方法がたくさん出回ってますが、ここでは水に浸けるだけの簡単な下処理で行います。その代わり、生姜をたっぷり入れて残った臭み目立たなくします。甘辛煮の場合、タレが染み込んだ生姜が美味しかったりするんですよね^^ ですから生姜はたっぷり入れたほうが、臭みも消えて美味しくなるという一石二鳥なんですね。鶏レバーなら材料費も安いので会計にも優しいです。ぜひご参考になさってみてください。

鶏レバーの甘辛煮の材料(4人分)

食材分量備考
鶏レバー適量
生姜多めが良し千切り
A 砂糖大さじ1
A 酒大さじ3
A 醤油大さじ2
A みりん大さじ1

鶏レバーの甘辛煮の作り方

  1. ハツが付いていれば切り分け、鶏レバーを一口大にカットし、10分水にさらしておく
  2. レバーをザルに上げ、水気を切って鍋へ移す
  3. ②に生姜と材料Aを加え沸騰させる
  4. 沸騰したらアクを取り、中火で4分ほど煮る
  5. 鶏レバーは取り出し、余った汁を煮詰めて鶏レバーにかけたら完成

鶏レバーの甘辛煮の実践

ここからは実際に鶏レバーの甘辛煮を調理した様子をご紹介いたします。

鶏レバーの下処理

鶏レバーにハツが付いている場合は、切り分けておきます。レバーと一緒に煮ます。レバーは真ん中で切り分けて、大きい場合は一口大にカットしておきます。ボウルに水をはり10分ほど浸水させておきます。こうすることで臭みが多少和らげます。鶏レバーの下処理方法は、牛乳や塩水を使ったりして臭みを取る方法があるのですが、ここではそこまでせず一回水に浸すのみとしました。その代わりたっぷりと生姜を使って美味しく仕上げていきます。

ハツを切り分ける
ハツを切り分ける
レバーをカット
レバーをカット
水に浸しておく
水に浸しておく

鶏肉の各部位は次の図の通りです。レバーは肝臓、ハツは心臓のことを指します。

鶏肉の部位の図
鶏肉の部位の図

生姜は千切りにしておきます。写真の通りかなり多めに用意したほうが、レバー臭さも誤魔化されて美味しくなります。何よりタレが染み込んだ生姜が、また美味しいんですねー^^

生姜を千切りにしておく
生姜を千切りにしておく

鶏レバーの甘辛煮の調理

鍋に鶏レバーとハツを入れ、生姜を加えます。材料Aの調味料をすべて加えたら火にかけます。沸騰すると灰汁が出てきますので、ていねいに取り除きましょう。そのままお肉を4分ほど煮ます。

生姜を加える
生姜を加える
調味料を加える
調味料を加える
アクを取り除く
アクを取り除く

お肉に4分火を通したら一旦取り出し、タレをお好みの加減になるまで煮詰めます。再びお肉を鍋に戻入れてタレと絡めます。

一旦レバーを取り出す
一旦レバーを取り出す
タレを煮詰める
タレを煮詰める
タレと絡める
タレと絡める

よく冷ましたら、鶏レバーの甘辛煮の完成です!日が経つにつれ、鶏レバーに味が染み込んで美味しくなりますよ^^ 私は3日くらい経った鶏レバーの方がしっとりして好みです。

鶏レバーの甘辛煮の完成
鶏レバーの甘辛煮の完成

鶏レバーの甘辛煮の動画

レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。

鶏レバーの鉄分

鶏レバーの鉄分は100gあたり9.0mgです。1日に必要な鉄分は性別や年齢によっても違いますが、大体6.0mg〜7.5mgとなっています。

鉄分/100g
鶏レバー9.0mg
豚レバー13.0mg
牛レバー4.0mg

レバーや肉、魚介類には体内に吸収されやすい「ヘム鉄」が多く含まれています。一方で、ひじきなどをはじめとする野菜や牛乳、卵などには「非ヘム鉄」が多く含まれてます。非ヘム鉄はヘム鉄よりは吸収が悪いので、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率を高められれるとされています。

鉄分が不足すると貧血だけでなく、疲労、爪の変形、口角炎、耳鳴りや動悸、息切れなどの症状が起こります。このような症状が現れる方は、普段から積極的に鉄分を取るようにするとよさそうです。

下の写真のように、スキレットやダッチオーブンのような鉄鍋で調理するで、さらに鉄分を補給する意味では効果的かと思います。

鉄鍋(スキレット)で調理
鉄鍋(スキレット)で調理
鉄鍋(スキレット)で調理
鉄鍋(スキレット)で調理
鉄鍋(スキレット)で調理
鉄鍋(スキレット)で調理

\ひじきの煮物のレシピ/

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