【基本】ベーコンのうま味パスタの作り方・レシピ|シンプルにして絶対的おいしさ
余計な調味料をできるだけ入れずにベーコンのうま味だけで勝負する、絶対的に美味しいベーコンのうま味パスタを作ってみました。調理に1時間以上かかりますが、レストランのような味に仕上がります。時間をかけてベーコンをじっくり炒めるだけ。パスタの基本に通ずる調理なので、覚えると カルボナーラ などへの応用も効きます。材料もシンプルで簡単です。ぜひご参考ください。
ベーコンのうま味パスタのレシピ
食材 | 分量 | 備考 |
---|---|---|
パスタ | 100g | スパゲッティやコンキリエなど |
塩 | 茹で水の1% | 2Lの水で茹でるなら20g |
ベーコン | 100g | 細かくカット |
にんにく | 1片 | 潰しておく |
ローリエ | 3枚 | |
ブラックペッパー | ホール一掴み | すりこぎですり潰す |
赤唐辛子 | 1本 | 輪切りにカット |
パルメザンチーズ | お好みで | パルミジャーノ・レッジャーノ |
ベーコンのうま味パスタの作り方
- アルミパンで油を引かずにベーコンをじっくり炒める
- ベーコンから油が出てきたら、にんにく、ローリエを加え香りを出す
- ベーコンにこんがり焼き色がついたら、唐辛子とブラックペッパーの2/3量を加える
- パスタを茹で始める
- 茹で汁の少量をアルミパンへ加えソースを作る、鍋底の焦げはこそげ落としてソースに溶かす
- 茹で上がったパスタをソースと残りのブラックペッパーとよく絡め、器に盛り、パルメザンチーズを散らして完成
ベーコンのうま味パスタの実践
材料の準備
パスタの具材は、たったのこれだけです。
にんにくは包丁の腹で潰し、ブラックペッパーはすりこぎなどで潰しておきます。ブラックペッパーを大量に入れるため、かなり辛く仕上がります。ですから、辛いのが苦手な方は鷹の爪は入れない方が良いかもです。
ベーコンの他に自家製パンチェッタも加えてみました。パンチェッタとは豚バラ肉のブロックを塩漬けにして、乾燥・熟成させたものです。ご家庭の冷蔵庫で簡単に作ることができます。作り方はまたの機会にご紹介できればと思います。
調理
フライパンに油を引かず、ベーコンを弱火でじっくり焼いていきます。
弱火で長時間じっくり炒めますので、火加減を調整しやすいアルミパンを使うことをおすすめします。私が使っているアルミパンはこちら。
ベーコンから油が出てきたら、にんにくとローリを加えて香りを出します。
ベーコンにこんがりと焼き色がついたら、赤唐辛子とブラックペッパーの量の2/3ほどを加えます。次の写真は、ベーコンを焼き始めてから40分後の様子です。
ブラックペッパーだけでも十分辛くなるので、辛いのが苦手な場合は赤唐辛子抜きで作ってみてください。
パスタ麺を茹でる
ベーコンを炒めている間に、パスタ麺を茹でる準備をしましょう。水に対して1%の塩を加えます。次の写真は水2Lに20gの塩を加えています。想像以上に多くの塩を使うので、一度しっかり軽量することをおすすめします。
パスタの茹で水に塩を入れるのは、パスタに味を染み込ませるためです。茹で上がった麺に塩をまぶすよりも、塩水で茹でたほうが麺に塩味が浸透するのでより美味しく仕上がります。
パスタは標準時間より1分ほど早めに茹で上げるようにします。パスタ麺はデ・チェコのスパゲッティ1.6mmを使いました。 パスタを茹でるときはあまり強火にせず、ポコポコと泡が立つくらいの火加減で茹でます。パスタの表面のざらざらを潰さないようにするためです。良いパスタ麺はソースと絡まりやすくするため製麺時に表面をザラザラに加工してあります。
ソース作り
パスタをある程度茹でた時点で、フライパンに茹で汁を少量加えてソースを作ります。フライパンの底の焦げはうま味になるので、木べらでこそげ落としソースと絡めます。
茹で上げたパスタとソースをよく絡めます。炒めるわけではないので火は弱火にします。また、この時に残りのブラックペッパーを加えて混ぜ合わせます。
完成
お好みでパルミジャーノ・レッジャーノをまぶします。
ベーコンのうま味パスタの完成です。
▼ コンキリエで作っても美味しかったです!
▼ 今回の料理は、以前に作ったカルボナーラにも通じる調理法です。こちらの記事もぜひご覧ください。
ベーコンのうま味パスタの動画
レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。