ハラペーニョを育ててみた【東京ベランダ菜園】
これまで東京のベランダで鷹の爪、ハバネロの唐辛子を育てました。2023年、今年の夏はハラペーニョに挑戦です!鷹の爪は程よい辛さで、普段の料理に使いやすい。ハバネロは強烈な辛さと、独特の香りで背筋に戦慄が走ります(笑)ハラペーニョはどんな味なんだろう?名前をよく聞くものの味としての認識がなく、今回の収穫して食べれることをとても楽しみにしています。そんな私の東京ベランダ菜園ハラペーニョ編の栽培記録をお楽しみください。
\他の唐辛子育てました/
ハラペーニョの栽培ポイント
はじめに、書籍やネット情報で調べたハラペーニョの栽培ポイントを以下にまとめます。
- 弱酸性の土を好む。
- 日本の雨は酸性雨なので土壌が酸度に傾きやすいので、その場合はアルカリ性の苦土石灰(くどせっかい)で少し中和してあげると良い。
- ナス科の植物で連作は苦手。毎年土は変えてあげなければならない。同じ土を使う場合は土壌改良剤を混ぜて育てると良い。
- 種の植え付けは4月〜6月あたり、20度ほどで発芽する。
- 赤玉土6に対して腐葉土4でやると良い。
- 腐葉土などの有機質を好む。
- たっぷりと水持ちの良い土が良い。
- 水やりは土を乾燥させないようにやる。
- 土が乾燥してストレスをかけると辛くなる。
- 肥料切れを起こすと果実がつかなくなる。つぼみが出たら週2回の頻度で液体肥料(リン酸P多め)をあげる。
- ハラペーニョは赤く熟すと辛さが増す。
ホームセンターでハラペーニョの苗を購入 0日目 (4/28)
ホームセンターでハラペーニョの苗を購入してきました。ハラペーニョは唐辛子やハバネロと同じナス科の植物です。
今までの経験からして、唐辛子を育てるのは簡単です。丈夫な植物なので日当たりの悪いベランダでもすくすく育ちます。また、虫もほとんどやってきません。病害虫にやられることなく、水を切らさずに与えさえすれば余計な世話の必要なく実がつきます。ただしナス科の植物は連作を嫌いますので土の使い回しには気をつけます。
▼ 古土を使い回したい場合は、こちらの土壌改良剤を混ぜ合わせると便利です。
紫蘇とともに 45日目 (6/12)
コロナ禍で始めた家庭菜園も、4年目に入りました。当初から使ってきたフェルトプランターも年季が入ってきました♪
この頃は、数日単位で植物が急成長しています。
ハラペーニョの周りには紫蘇(しそ)の種を蒔いておきました。こちらも収穫できるほど急成長しています。
定植から2ヶ月後 61日目 (6/28)
ハラペーニョの苗を定植してからちょうど二ヶ月経ちました。
開花と結実 63日目 (6/30)
既にハラペーニョの花がちらほら咲いています。唐辛子はナス科です。鷹の爪、ハバネロと同様に花の特徴も似ています。
実るよハラペーニョ 86日目 (7/23)
ちなみにハラペーニョの辛さはそれほどでもなく、鷹の爪よりは全然辛くありません。スコヴィル値で表すとハラペーニョが2K5〜8K、鷹の爪が40K〜50K、ハバネロが200K〜450Kです。ただし、水を切らして植物にストレスをかけてしまうと実が辛くなるようです。またハラペーニョは熟すほど辛くなるそうですので、調理して丸ごと食べる場合は適度なタイミングで収穫したほうが良さそうです。
ハラペーニョの初収穫 101日目 (8/7)
わずかではありますが、立派に育っているハラペーニョの実を収穫できました。アメリカやメキシコのレストランで人気のハラペーニョポッパーが美味しいという情報を聞き、それをアレンジして作ってみることにしました。最高に美味しかったので、詳しくは下記の動画や記事をご覧ください。
これほど美味しいハラペーニョですが、都内でもスーパーではなかなか売られてませんから、自分で育ててみる価値はそれなりにあると思いました!まだまだ実ると思うので引き続き育てていきます♪