濃厚!エビトマトクリームパスタのレシピ|エビの頭と殻でだしの効いた濃厚なソースの作り方
エビトマトクリームパスタの作り方をご紹介いたします。有頭エビの頭を使ってミソを取り、濃厚なクリームソースに仕上げます。パスタはコンキリエを使いましたが、スパゲッティやマカロニでも美味しく作れると思います。
エビトマトクリームパスタのレシピ・作り方
<材料(1人分)>
食材 | 分量 | 備考 |
---|---|---|
パスタ(コンキリエ) | 100g | スパゲッティやマカロニでも可 |
有頭エビ | 5匹 | アルゼンチンエビがおすすめ |
白ワイン | 大さじ2 | |
トマトホール缶 | 1/2缶 | 1缶400g |
スープストック | 300ml | コンソメと水で代用可 |
にんにく | 1片 | |
ローズマリー | 少々 | なくても可 |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
生クリーム | 70cc | |
イタリアンパセリ | 適宜 | なくても可 |
<作り方>
エビの下処理
- エビの頭、殻を取り分け背ワタを取り除き、身を一口サイズにカットする
- エビの身の重さの1%の塩で下味をつけておく
エビトマトクリームパスタの調理
- 鍋にオリーブオイルを入れ火にかけ潰したにんにくをじっくり炒める
- エビの頭と殻を加え、潰しながら水分が飛ぶまでよく炒める、またローズマリーを加える
- 白ワインを加えアルコールが飛ぶまで加熱、トマトホールを加える
- スープストックを加え煮込む、灰汁が出れば取り除く
- ソースをこし器でこし、さらに布でこす
- 生クリームを加えてソースを煮詰める
- パスタを塩分濃度1%のお湯で、標準時間よりも30秒早く茹で上げる
- 茹で上がったパスタをソースと絡め、さらにエビの身を加え軽く火を通すおせば完成
エビの身は火を通しすぎると固くなりパサパサしてしまうので、身が白っぽくなったら火を止めます。エビは下処理と焼き方でこんなにも美味しくなるの!?っていうくらい美味しくなります。一度こちらの「エビの焼き蒸し」をお試しください。今後のエビ料理に役立つはずです。
<調理のポイント>
- エビの生臭さを取り除くために、エビの頭と殻は潰しながら十分に炒める
- ソースが煮詰まりすぎたら水を適宜加える
- エビの身は熱を通しすぎないように、半生の状態がベスト
- エビの頭のみそは少しジャリジャリするので、布でこすとベスト
<動画>
レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel をご参考になさってみてください。
エビトマトクリームパスタの実践
ここからは実際にエビトマトクリームパスタを作っている様子をご紹介いたします。
エビの下処理
有頭エビを5匹ほど用意します。エビはたくさん使った方が、濃厚でうま味の強いソースが作れます。エビの頭と殻を取り分け、背ワタを取り除きます。エビの身は一口サイズにカットして、エビの身の重さの1%の塩水に浸しておきます。
エビトマトソース作り
包丁の腹でにんにくは潰し、フライパンにオリーブオイルを引いてじっくり炒めます。にんにくの香りが出たら、エビの頭と殻を加え、木ベラなどで頭を潰しながら水分が飛ぶまで炒めます。途中でローズマリーも加えます。
水分がなくなったら白ワインを加えます。白ワインのアルコールが飛んだら、トマト缶を加えます。さらにスープストックを加えます。スープストックはコンソメと水で代用可能です。アクを丁寧に取り除きながら、そのまましばらく煮込みます。
こし器を使って、エビトマトソースをこします。このままだとエビのじゃりっとした舌触りが残りますので、さらに布などを使ってこすとプロの料理に仕上がります。その後、生クリームを加えてソースがどろっとするまで煮詰めます。
パスタの準備
パスタを準備します。デチェコのコンキリエを使いました。コンキリエは貝殻の形をしたパスタです。ソースが絡みやすいので私は好んでよく使っています。もちろん、スパゲッティやマカロニなどでも美味しく作れると思います。100gが1人分の量です。指定時間より30秒はやく茹で上げます。
エビトマトクリームパスタの仕上げ
アルミパンにソースを移し温めておきます。茹で上がったパスタを加え、ソースとよく絡めます。最後にエビの身を加え、エビの身に火が通ったら火を止めます。
パスタを器に盛り付けて、エビトマトクリームパスタの完成です!手間はかかりますが、まるでレストランのような味に仕上がりますよ^^ ぜひ試してみてください。
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